おうちdeマルシェ | こんにゃくマルシェ

高章食品は創業1969年。以来こんにゃく一筋。
古くから愛されるこんにゃくを日本のスーパーフードとして世界に広げたいと願っています。
昔ながらの製法でつくるこだわりの伝統を守りながら、現代の食生活に合わせたミールキットなどを開発し、
「こんにゃくマルシェ」として新たなこんにゃくの魅力を発信し続けております。
商品のアレンジレシピも和洋中、スイーツまで！ぜひ、ご賞味ください。

こんにゃくの歴史は長く聖徳太子が生まれる少し前の頃に朝鮮から伝わった説、また、同じく飛鳥時代に遣唐使が持ち帰ったという説などがあります。初めの頃は医薬用として珍重され貴族や王族しか食べられなかったのですが、やがて一般の人の食べ物になっていったようです。
庶民の食品として広く普及したのは江戸時代からで、詩人として有名な松尾芭蕉も好んで食べたと言われ、詩にもうたわれています。

「こにやくの刺身も些し　うめの花」
（※去来の知人の死をいたみ、おりからの梅の花を手折り、こんにゃくの刺身を少しばかり供えて冥福を祈ったとされる詩）

近年では、先進国を中心に肥満や生活習慣病が問題になっている中で、低カロリーで満腹感があり、便通も良くなるこんにゃくは各国でも注目を集めています。

01
食物繊維が豊富

こんにゃくは、「こんにゃく芋」というサトイモ科植物の球茎を加工して作られる食品です。こんにゃく芋を粉砕してすりつぶしたものを用いる「生芋」こんにゃくと、こんにゃく芋を薄く切って乾燥させ細かくした「精粉」を用いる製法があります。スーパーなどでよく目にする板こんにゃくは、「精粉」に水や石灰水を加え、ゆで固めることによって作られているものが多いです。そんなこんにゃくは、97%が水分で、固形分はわずか3%。エネルギーの素となる脂質や炭水化物が少ないので、「精粉」から作られた板こんにゃくは100gあたりたったの「5kcal」しかありません。

しかし、超低カロリーだからといって栄養素がないわけではありません。こんにゃくに含まれる「グルコマンナン」といわれる食物繊維は、板こんにゃく100gあたり「2.2g」も含まれています。食物繊維が不足している現代人にとっては、安く手軽に食物繊維を身体に取り入れることができる食品です。

02
ダイエットの味方

こんにゃくは、板こんにゃくは100gあたり「5kcal」と他の食材と比べてもカロリーが低く、糖質も少ない食材だといえます。
主成分である「グルコマンナン」は食べ物から摂取された脂肪やコレステロールの吸収を抑制します。さらに、「グルコマンナン」の水溶性食物繊維がお腹の中で膨らみ食欲を抑えると同時に、食物繊維のおかげで腸内環境が整い便秘も解消します。こんにゃくは、弾力性や歯応えがあるので自然とゆっくり噛んで食べることになり、肥満の元となる早食いを防止できます。いつものメインのおかずをこんにゃくに置き換えるだけで、余分な老廃物を流し身体に必要なカルシウムやミネラルを豊富に摂取できるのです。

03
高血糖の抑制

こんにゃくの主成分「グルコマンナン」はグルコースの穏やかな吸収を促すことで急激な血糖値の上昇を防ぎます。また、穏やかなインスリンの分泌で血糖値を正常に保つ効果があります。
さらに、「グルコマンナン」は食事由来および胆汁酸由来のコレステロールを吸着し、そのまま排泄されるため、コレステロール吸収量の低下につながります。これにともない肝臓内のコレステロール量が低下するため、血液中のコレステロールが肝臓へと移動して血中コレステロール値の減少がおこります。
糖尿病患者はもちろん、糖尿病予備軍である高血糖の方にピッタリの食品といえます。

04
カルシウムが豊富

こんにゃく製造時に使われる凝固剤（水酸化カルシウム）からカルシウムを摂取することができます。板こんにゃく100gあたり「43mg」のカルシウムが含まれています。
また、こんにゃくのカルシウムは胃酸に溶けて吸収されやすいので、カロリーを増やさずにカルシウムを補給するにはこんにゃくが最適です。

05
セラミドで美肌に

こんにゃく芋には豊富に「セラミド」が多く含まれていることをご存じでしょうか。「セラミド」とは脂質の一種で、皮膚の角質層に存在する保湿成分です。食べて摂取することで、角層のセラミドが増えて、肌の保湿力が高まり、バリア機能を強化する働きがあります。セラミドを使用している化粧品は多いですが、身体の中に取り入れることで、根本から水分を保つお肌へと導くサポートをしてくれるのです。